インタビュー＃2

もともと城端に住んでいたこともあり、給油でよく訪れていたのが大西石油でした。作業の様子や店舗の雰囲気を目にする機会も多く、「どんな会社なんだろう」と気になっていました。ハローワークで求人を見かけたとき、「ここならいいかも」と思い、応募してみることにしました。

実際に面接で社長とお話をしたとき、会社の目指している方向性や価値観に共感できて、「この人たちと一緒に働きたい」と思えたのを覚えています。

以前の職場の同僚が入社していたことも後押しになりました。まったく知らない場所よりも、少しでも知っている人がいる環境のほうが安心感がありますよね。そんな“つながり”も含めて、自然とここに入りたいと思えました。

車検を中心に、点検・見積もり・整備・納車までを一通り担当しています。お客様とのやり取りも含めて一人で完結するため、責任はありますが、そのぶん達成感も大きいです。

特に印象に残っているのは、納車の際に「綺麗にしてくれてありがとう」「しっかり直してくれて助かったよ」と直接言っていただけたこと。そういった言葉をかけてもらえると、本当にうれしいですし、やっていて良かったなと思えます。

社内で検査まで完結できる体制が整っているのも、大西石油の強みです。スムーズに納車できたときには、お客様の満足そうな表情を見て「任せてもらえてよかった」と実感しますし、それが自信にもつながっています。

お客様と直接やり取りする機会が多いからこそ、まずはきちんと話を聞くことを大切にしています。「何に困っているのか」「どうしてそう感じているのか」を丁寧に聞き取ることで、こちらの認識とのズレがないように心がけています。

点検やオイル交換のような作業でも、必ず「他に悪いところがないか」をチェックしています。必要なことがあればご提案もしますし、その結果「ありがとう」と言ってもらえると、やっぱり嬉しくなります。

以前、車検時に修理の相談を受けたお客様に、買い替えも選択肢としてご案内したことがありました。そのとき、お客様の表情がぱっと明るくなって、「このタイミングで踏み出すのもアリかも」と言っていただけたのが印象的でした。

こういうきっかけ作りも含めて、自分の仕事だなと感じています。

職場全体がとてもフレンドリーで、社員同士の距離も近いと思います。社長がよく「うちはチームや家族みたいな会社だ」と話してくれるんですが、本当にその通りで、ギスギスした雰囲気を感じたことはありません。

車が好きなメンバーが多いこともあって、仕事中でも自然と車の話題で盛り上がったり、自分の車について語り合ったりするのが日常です。プライベートでもサーキットに出かけたり、カートに乗ったりと、共通の趣味でつながれる関係ができています。

また、社長がマラソン大会に一緒に出てくれるなど、役職に関係なく距離が近いのもこの会社の良いところだと思います。こういう関係性があるからこそ、新しく入ってきた人も馴染みやすい雰囲気になっていると感じます。